ブログDE読書日記

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「きらきらひかる」江國 香織

きらきらひかる (新潮文庫)きらきらひかる (新潮文庫)
(1994/05)
江國 香織

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江國氏の「きらきらひかる」は深津絵里さんが主演しているテレビドラマとは全くの別物だ。

アル中で情緒不安定な女(笑子)とゲイの男(睦月)との結婚生活プラス睦月の恋人(紺くん)が舞台となっている。


笑子は本当に面倒くさい。

自分を見ているようだった。

勝手に傷ついて、勝手に落ち込んで、収拾つかない状況にすぐ陥ってしまう。

そんな笑子に睦月はすごく優しいのだけれど、そんな優しさにも傷ついてしまう笑子。

そんなどうしようもない笑子だけど、睦月がゲイであることを受け入れようと、睦月の恋人である紺くんとも仲良くなろうという気持ちがわかる。

この3人の繋がりがかぎりなく細く頼りない感じがする。

でも血縁でない人が繋がるって、細く頼りないのがあたりまえなのかもしれない。

確かに結婚50年なんていうベテラン夫婦は、違うかもしれない。

しかし、熟年離婚という言葉が数年前に流行ったことから、結婚年数=絆の太さではないのかもしれない。

あとがきで江國氏は人を好きになるなんてことは無謀なことだという趣旨の文章を書いている。

本当に私もそう思う。

人を好きになって結婚するなんていうことは無謀だと思うことばかりだ。

それでも多くの人は結婚という道を選択する。

そんな気持ちわからないでもない。

むしろ自分もその道を選択している。


優しさが時には人を傷つけることもあるのだろう。

良かれと思ってやったことが、相手を傷つけることもあるのだろう。

後で気づく優しもいっぱいあるのだろう。


笑子も睦月も紺くんも傷つきながらも、現状を維持していこうといている。

そんな生活の中にも幸せだと思える時間があるからなのだろう。

時間的には苦しむ時間の方が多いような気がする。でも、時間じゃないのだと思う。

どんなに苦しくても、ちょっとした幸せを感じることができることによって、苦しさは帳消しになるのかな。

どうしようも無いことはあると思う。

頑張ってもどうしようもないことってあると思う。

以前までは、うまくいかないのは努力不足だと思っていた。

でも今はそう思わない。

努力してもうまくいかないものはうまくいかない。

考え方を変えるしかない。

自分を変えるしかない。


それでも、ダメなときがあるんだと思う。

それが普通なんだろうと思う。
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