ブログDE読書日記

ブログで自己啓発・ビジネス・資産運用・IT関連本のレビュー(感想)を紹介します。と、最初は思っていたのですがビジネス書以外についても書きます。っていうか、いわゆる日記ですね。

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「無間地獄」新堂 冬樹


無間地獄無間地獄
(2000/04)
新堂 冬樹

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闇金融の話。

この本の主人公である富樫組№2の桐生は冷酷非道なヤクザ。金しか信用しないこの男は、少年時代に実父に凌辱され続けていた。

そして、心を失った。

そして、心を失った桐生は誰も信用しなくなった。

どんな事でも全く動揺せずに、残酷に債務者を追いこんでいく姿にはゾッとさせられる場面も多かった。

最初のうちは、けっこうグロテスクな内容に読むのが恐ろしかったが、後半からはその桐生に変化が現れる。

同じ組同士の組長争いの中で、№2の桐生は同じく組長のイスを狙っている№3の鬼塚にハメられていく。

そして、最後は後半あたりから薄々感じ始めていた疑問が意外な形で現れる。
この結末は私にとっては、けっこう収まりが良かった。

救われない話でも無かったような気がする。最後に気付くことができたというのは、気づかない、いや気づかぬふりをしたまま最期を迎えるよりも心を解放することができた桐生はまだ救われたような気がしたし、読んでいる私も嫌な気持ちを引きずることは無かった。

この本を手に取ったいきさつは、ハードボイルド系の小説を読みたかったからだ。小心者の私はどんな事にも動じない男の本が読みたかった。そんな本を読んで強くなりたかった。

もちろんそんな本をいくら読んでも強くなどなれないことはわかっていたが、現実逃避したかった。

強さにはいろんな捉え方、考え方があると思うが、私が今欲しい強さはどんな事があっても動じない毛の生えた心臓のような強さかもしれない。

いつも誰かにビクビクして過ごしているような気がする。本当に年を経るにつれ、弱くなっていってるような気がする。

まったく困ったもんだ。


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まとめteみた.【「無間地獄」新堂 冬樹】

無間地獄(2000/04)新堂冬樹商品詳細を見る闇金融の話。この本の主人公である富樫組2の桐生は冷酷非道なヤクザ。金しか信用しないこの男は、少年時代に実父に凌辱され続けていた。そして、心を失った。そして、心を失った桐生は誰も信用しなくなった。どんな事でも全く動揺...

| まとめwoネタ速suru | 2012/04/14 10:00 |

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