ブログDE読書日記

ブログで自己啓発・ビジネス・資産運用・IT関連本のレビュー(感想)を紹介します。と、最初は思っていたのですがビジネス書以外についても書きます。っていうか、いわゆる日記ですね。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

「ワイルド・ソウル」垣根 涼介


ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
(2009/10/28)
垣根 涼介

商品詳細を見る


ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)
(2009/10/28)
垣根 涼介

商品詳細を見る


本当はもっと軽いやつを読みたかったのですが...

だって、これ分厚いんですもの。私は単行本を読んだのですが、1ページ2段組みの500ページ超!手に持っただけでもうお腹いっぱいという感じです。

重い腰を上げて読んでみたところ...2章位まではその面白さがわかりませんでした。
日本のブラジルへの移民政策の話なのですが、最初の方はその地名が沢山出てきて頭の中がパンクしました。まぁそんなに重要なことでも無いのですが、移民した家族の名前もままならず、その後これ誰だっけというような感じで読み続けました。

まぁ、固有名詞はそれほど重要なことでもなく(と私は思いました...)、移民していた人が外務省や日本政府に対して復讐するということさえわかればOKかと。

ブラジルへの移民政策...この本を読むまでは、そんな事が昔あって、そういえばブラジルには日本人が多い、というか日系何世みたいな感じで呼ばれる人がいるよね、くらいしか認識がありませんでした。

この本によれば、ブラジルへの移民政策は食糧不足が懸念されたことによる人減らしだったということになっています。それも嘘をついて、ブラジルへと連れて行ったのだそうです。もう日本には戻れないようにして...

楽園までとは行かなくても夢をみさせてブラジルへと渡航させ、実際は開墾も困難な未開の土地へ連れて行かれ、地獄のような日々を過ごすことになった移民していった人たちがこの本には描かれている訳ですが、確かにこれはひどい。

この政府の詐欺的な行為に対する復讐劇が始まる頃にはグイグイとこの本の中に引き込まれていきました。確かに長かったけれど、分厚かったけれど、話もその分内容も分厚かったです。

ケイの陽気さにあ~自分もこんな男でいたいと思ってみたものの、でも自分は臆病ものでいつも何かに不満を抱えている松尾のような人間だなと思います。

小さい頃から反骨心のようなものが強かったような気がします。負けず嫌いで意地っ張り。
保身に勤しみ、強いモノにはぺこぺこし、弱いモノには自分の力を見せびらかして見せる。

そんな大人が大っきらいでした。自分はそうなりたくない。強く思っていました。

でも現実、その最もなりたくなかった大人に自分が年を重ねるごとに近付いてきていると感じます。

こういうことしたら上司に怒られるだろうなとか、これはメンドクサイ事だから誰かに降ってしまおうとか、誰かに傲慢な態度を取ってみたり...最近の私は本当に嫌なヤツになってきています。

だって仕方ないんですよね。普通にしているとそうなっちゃうんです。この本でもそんな普通にというか、組織と言う大きな流れに身を任せて流れて行ってしまった人が戦後最大級の愚政「棄民政策」に乗っかってしまったということらしです。

確かに大きな流れに逆らうことは、現実厳しいと感じます。ここ2年くらいは本当にそう思います。流れに逆らうことに疲れ、流れに身を任せてみると、これがまた楽なんですよね。

そうして仕事って回っている部分もあるような気がしますが、そんな大人ばっかりだとまた誰かを不幸にしてしまうのでしょうね。

私は政治に全く興味がありません。だって、政治家が誰になろうが何をしようが何も変わることもなさそうだし、自分が興味をもったところで何かが変わることも無いと思っているからです。

でも最近思うのですが、これって私の想像力不足からくることだと思うのです。
私に想像力が欠けているから、何も変わらないと思うのだと思います。

これも「こうなりたくないな」と思った考え方の一つです。どうせ何やっても的な考え方。この考え方を突きつめて行くと、じゃぁ何で生きてんの?っていう話になりそうです。

だったらケイのように利口に生きていきたい今日この頃です。

関連記事

| 小説 | 21:04 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://tkhrsnd.blog110.fc2.com/tb.php/348-b9efe028

TRACKBACK

「ワイルド・ソウル」垣根涼介

南米への移民は「棄民」だった。復讐に燃える男たち。添乗員の経験がある垣根の出世作。 大藪春彦賞、吉川英治文学賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞。    ワイルド・ソウル 上価格:740円(税込、送料別) 垣根の作品は「ヒートアイランド」「午前三時のルースター…

| りゅうちゃん別館 | 2014/02/22 00:38 |

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。