私は飽きっぽい性格と思います。で、東野圭吾もけっこう読んだので、そろそろ残りも少なくなってきて、何か面白い小説ないかな~と探していました。
で、
小説って・・・おもしろいか? - アルファルファモザイクで見つけた垣根涼介氏の著作が面白そうだったので早速読んでみました。
いあ~面白い!このスピード感がたまりませんでした。私の性格上、新しいもの好きなので、初物にテンションが上がったのかもしれません。
ストリートギャングと窃盗団、ヤクザとの息詰まる攻防戦を描いた作品です。
私の場合、1回ばかりさらっと読んで役に立つような本って無いと思いますので、小説に意味を求めないようにしたいと思っています。
小説は娯楽だと思っています、今は。
だからという訳でもありませんし、ヒートアイランドがグイグイと読者をひきつける内容になっているからだと思いますが、読んでいて最高に楽しかったです。
普通の人生を生きて行くことを辞めた人たちの物語なのですが、どういう人生が幸せなのか考えてしまいます。
今の時代、普通に生きて行くことも大変なのだろうと、報道等を見てひしひしと感じます。
この「普通」という言葉が適当なのかわかりませんが、私が頭に浮かぶ普通はいわゆるサラリーマンです。
今の時代、サラリーマンになることも難しい時代なのかもしれませんし、サラリーマンを続けることも大変な時代です。
ここではその話は置いておくとして、サラリーマンとして生きて行く人生とアウトローとして生きて行く人生。
今はどんな道を選んでも「安定」など無いみたいな風潮になっていますので、もしそれが本当だとしたら自分の好きなように生きて行くことがもっとも「安定」しているのかもしれません。
でも私は臆病な人間なので無謀なことなどできないと思います。だからこそこういうアウトローな話に手に汗握ってしまうのだと思います。
また、新しい楽しみを見つけました。垣根涼介氏の本をもっと読んでみたいです。
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