決断力
![]() | 決断力 (角川oneテーマ21) (2005/07) 羽生 善治 商品詳細を見る |
私には決断力がありません。いつも決断しません。そうやって人生を歩んできました。
でも決してそれでいいとは思っていません。決断できる力が欲しいと思ってこの本を読んでみました。
読んでからamazonのレビューを見てみましたが、けっこう高評価です。
だから、いつも思うのですが私はamazonでの評価が高い本は自分の参考にはあまりならなかったりします。
今回もそうでした。読む前と読んだ後で、決断する力がupしたかというと、全くもって変わっていません。
私の本を読む姿勢がよくないのだと思います。
人生ではいろんな岐路があると思います。
私も三十路過ぎなので、多少なりとも分かれ道を選んだときもあったかもしれません。
まず、私が選択した大きな岐路は中学校の部活動だったと思います。
それが私の骨格(体ではなく、心の骨格です)を作ったような気がします。
まずもって、私の住んでいる田舎は中学校はみな公立なので、受験は高校からです。
だから、中学を卒業するまでは特に大きな選択をする必要はなかったです。
中学校ではかならず何らかの部活動に参加する必要があります。
私は小学校の時からやっていたスポーツ部に所属しました。
選択したというよりも、もうその部活動しか選択肢はありませんでした。
そう考えると、私がした決断の最も最初は高校受験だったかもしれません。
高校はその部活動で活躍できる高校を選択しました。
で、結局一年でその部活動を辞めました。
理由の一番大きなものは「反抗期」だったと思います。
尾崎豊の「15の夜」や「17歳の地図」に憧れていたような気がします。
その時はもう自由になりたくて仕方なかったような気がします。
私はその時に部活動を辞めて良かったと思います。
私はいずれかの時期できっと反抗的なことをしていたと思います。
それが高校の時で良かったと思います。
最も高校の時には一刻も早く自由になりたかったから、進学という選択肢はありませんでした。今考えると、大学に進学した方が絶対に自由だと思うのですが、その時は早く就職したかったのです。
早く就職して自分で稼いで、早く自由になりたかったのです。
で、就職したら、もう全然・・・自由なんてかけ離れた世界でした。学校よりも辛い。全然面白くないことをやらされて、学校なら遅刻や欠席なんて簡単にできたけど、会社ではそうはいきません。
ずっとずっと嫌で嫌で、とうとう1年半で辞めました。
それからはニート生活です。パチンコとかやってました。というかパチンコだけだったような気がします。当然ですがそんな生活は長続きしません。あっという間にお金が底をつきました。
その内、アルバイトをするようになりました。季節労働者や日雇いの土方みたいなことをしました。その時はこのままでいいのかな・・・なんて思っていました。
で、初めて自分の力で決断したような気がします。今の職業に就きたいと思いました。そして、必死に勉強しました。初めて親元を離れて勉強しにいきました。たった半年という短い期間でしたが、自分にとってとても長い半年間でした。
で、今の職業に就くことができました。そこからは人生において大きな決断は無かったような気がします。
でも、いろいろ決断しなくちゃならないことが沢山あります。
今日、職場の方が亡くなりました。53歳だったそうです。肝炎だったそうです。
その方は仕事ができる人だったのだと思います。仕事に生きた人だったのかなと何となく思います。
1ヶ月間に肝炎と診断され、あっという間に亡くなりました。
身近な人が無くなると、「死」というものがすごく身近に感じられます。
よくある話ですが、仕事に明け暮れる人生と、仕事はそこそこに趣味を謳歌する人生どちらが幸せか・・・
そういえば最近、過労死のことを新聞で見かけました。それから仕事のストレスでうつなど精神的な病を患う人が多いなと感じます。そう考えると、仕事に人生を捧げる勢いっていうのはどうなのかなとか思ってしまいます。
しかし一方で(おおかた?)人間寝る時間を除くと仕事のために費やしている時間って、2分の1以上って方が多いと思うのですが、時間的にそんなに多くの時間を費やしている「仕事」というものを充実させようと努力していない人生が充実しているとは言えないのではないだろうかとも思う自分もいます。
先日読んだ神様のカルテ2も仕事とプライベートについてでした。青臭い話題と言えばそうなのかもしれません。
私は決断する力が無いので、流されながら生きていくような気がしますので、仕事は何となく続けていくような気がします。
どう生きて行くか。全部自分次第なんでしょうけど、何でなのしょうか。何も決められないのです。
ただ、日々に流されていくだけ。問題は何も解決していない。
決めることは捨てること、とアツイコトバで学んだはずなんですけどね。実践はなかなか難しいです。
あれもこれも欲しがるから何も決断できないのだとわかっているのですが、何も捨てることができない甘ったれた自分が嫌になる今日この頃なのです。
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