ブログDE読書日記

ブログで自己啓発・ビジネス・資産運用・IT関連本のレビュー(感想)を紹介します。と、最初は思っていたのですがビジネス書以外についても書きます。っていうか、いわゆる日記ですね。

2012年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年01月

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

「悪の教典」貴志 祐介

悪の教典 上 (文春文庫)悪の教典 上 (文春文庫)
(2012/08/03)
貴志 祐介

商品詳細を見る



悪の教典 下 (文春文庫)悪の教典 下 (文春文庫)
(2012/08/03)
貴志 祐介

商品詳細を見る



教師(蓮実)が次々と殺人を犯していく話。

蓮実は共感することができない人種らしい。それをサイコパスと言うのだそうだ。

自分の思い通りの世界を築くために、邪魔になった人間を殺す蓮実。

一つの殺人でほころびが出てしまい、遂にはクラス全員を殺すことになった。

この本を読んでいると、ぐいぐいとその世界に引き込まれていった。

怖いなんていう感情ではなく、気持ち良さを感じた。

自分も少なからず、蓮実と似た感情を持っていると思った。

邪魔者は消し去りたいという感情。

目の上のたんこぶ的な存在はいつの時代もいた。

いなくなればいいのにと思うことはしばしばあった。

だからといって、何か行動した訳でも無いが。


気持ちいい物語だった。


しかし、いつまでも小説の中の世界に浸っている訳にはいかない。

現実世界に戻らなければならない。


最近読み返している「道は開ける」の一章で
仕返しは高くつくという話がある。

仕返ししようと思って負のオーラをまとってしまうことは
自分自身を苦しめることになるのだろう。

仕返しというか、その思いをバネにプラスのパワーに昇華することができれば
違った結果がでるかもしれない。

やはり前向きに生きて行く事が普通の人にとって最善の道なんだろうと思う。

しかし、この本は面白かった。
人間の心に抱える闇を表現している作品だと思う。

ただし、結末がもうちょっと「悪」っぽくても良かったのかななんて思った。
スポンサーサイト

| 小説 | 13:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

「きらきらひかる」江國 香織

きらきらひかる (新潮文庫)きらきらひかる (新潮文庫)
(1994/05)
江國 香織

商品詳細を見る


江國氏の「きらきらひかる」は深津絵里さんが主演しているテレビドラマとは全くの別物だ。

アル中で情緒不安定な女(笑子)とゲイの男(睦月)との結婚生活プラス睦月の恋人(紺くん)が舞台となっている。


笑子は本当に面倒くさい。

自分を見ているようだった。

勝手に傷ついて、勝手に落ち込んで、収拾つかない状況にすぐ陥ってしまう。

そんな笑子に睦月はすごく優しいのだけれど、そんな優しさにも傷ついてしまう笑子。

そんなどうしようもない笑子だけど、睦月がゲイであることを受け入れようと、睦月の恋人である紺くんとも仲良くなろうという気持ちがわかる。

この3人の繋がりがかぎりなく細く頼りない感じがする。

でも血縁でない人が繋がるって、細く頼りないのがあたりまえなのかもしれない。

確かに結婚50年なんていうベテラン夫婦は、違うかもしれない。

しかし、熟年離婚という言葉が数年前に流行ったことから、結婚年数=絆の太さではないのかもしれない。

あとがきで江國氏は人を好きになるなんてことは無謀なことだという趣旨の文章を書いている。

本当に私もそう思う。

人を好きになって結婚するなんていうことは無謀だと思うことばかりだ。

それでも多くの人は結婚という道を選択する。

そんな気持ちわからないでもない。

むしろ自分もその道を選択している。


優しさが時には人を傷つけることもあるのだろう。

良かれと思ってやったことが、相手を傷つけることもあるのだろう。

後で気づく優しもいっぱいあるのだろう。


笑子も睦月も紺くんも傷つきながらも、現状を維持していこうといている。

そんな生活の中にも幸せだと思える時間があるからなのだろう。

時間的には苦しむ時間の方が多いような気がする。でも、時間じゃないのだと思う。

どんなに苦しくても、ちょっとした幸せを感じることができることによって、苦しさは帳消しになるのかな。

どうしようも無いことはあると思う。

頑張ってもどうしようもないことってあると思う。

以前までは、うまくいかないのは努力不足だと思っていた。

でも今はそう思わない。

努力してもうまくいかないものはうまくいかない。

考え方を変えるしかない。

自分を変えるしかない。


それでも、ダメなときがあるんだと思う。

それが普通なんだろうと思う。

| 小説 | 12:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

宗教の勧誘に乗ってみた

これは書いておきたいと思ったので、書く。

どれ晩飯でも食うかなという時間帯だった。

「ピンポ~ン」と玄関のベルが鳴った。

何だよ、こんな時間に、宅急便か?

とりあえず玄関を開けてみた...

そこには若い二人の外人が立っていた...


って、だいたい予想はついた。

これはキリスト教の勧誘だと。

おどろおどろしい日本語で何か言っていた。

いつもなら1秒でドアを閉めるところだ...



でも、彼らは幼く、寒そうだった...

俺のばぁちゃんは困っている人を見ると助けられずにはいられない性分だった。

雨の中、傘をささずにいる人を家の中から見かけると、
ダッシュで傘を渡しに行っていた。

その血筋を俺も受け継いでいるようだ。

まぁ、入れよ...と家に入れてしまった。


二人の名前は忘れた。

とりあえずマイケルとジョンにしよておこう。

マイケルは多少日本語がいけるようだ。
日本に来て、5か月ということだった。

ジョンはほっぺたが赤い小太りで少年に見えたが、
マイケルよりも一つ上の20歳だった。

ジョンはまだ日本に来て3カ月で日本語がほとんど話せないらしい。

まったく彼らも災難だ。

せっかく日本に来たのに、こんな寒さでバナナで釘が打てるような僻地に
配置されるなんて...


俺が英語に堪能でなければ、全く会話が成り立たなかったじゃないか。

マイケルは質問してきた。

「あなたのお仕事なんですか?」

俺は言ってやった。

「ワーキングだよ」

相手は苦笑いをしていた。

さらにマイケルは質問してきた。

「あなたは幸せですか?」

だから俺は言ってやった。

「ハッピーハッピー」

マイケルはもう俺には宗教は必要ないと
悟ったらしい。

それから談笑に興じた。

俺の英語のヒアリング力でその会話を紹介する。

趣味の話をした。

マイケルの趣味は狩猟らしい。

でかい鹿を採ったときの写真を見せてきた。

これみたらちょっとヒクかもしれないぜ!と脅しをかけてきた。

そしたらちょっと怖くなってきた。

こいつひょっとして鉄砲持ってるんじゃないか?
こいつら強盗じゃないかと思えてきた。

だから言ってやった。

「俺の趣味もモンキーハンターだ。」

そしたら、マイケルは喜んでいた。

ここでも狩りができるのかと。


興味があったので聞いてみた。

こうやって飛び込みで回っていて、
私のような寛大な気持ちで家に上げてくれる人は
どのくらいいるのかと。
(これを英語で話すのは至難の業だった)

マイケルは言った。

「あなたが初めてだ」と。

なかなか難しい事をしていると感じた。

なかなかの情熱だと思った。

俺も負けてはいられない。


さらに将来の夢を聞いてみた。

マイケルは日本でビジネスがしたいと言っていた。

でも、アメリカに帰ると言っていた。

どういう事かさらに聞いてみた。

日本でビジネスをしたいが、
マイケル自身はたまにしか日本に来ないそうだ。

日本を食い物にするということか!

まぁ、たくましい奴だと思った。

確かにたくましい。

俺がアメリカに行って、
仏教の布教活動をできるかと言ったら
無理だ。

もうおっさんだし、誰も家にあげてくれないだろう。


どれ俺も腹減ったし、そろそろ帰ってもらおうという雰囲気を醸し出してみた。

日本人特有の空気を君らは読めるか?

驚いたことに彼らは空気を読んだ。

腰を上げてうれしそうにマイケルは言った。

今日はこれからカッパずしに行くから一緒に来ないかと誘われた。

俺はすでに電子レンジの中に楽しみしていた野菜炒めをすでにチン済みだったことから
丁重にお断りした。

そしてマイケルは最後にこう言った。

「今日は本当にうれしかった」と。

俺もいい事したなと、いい気分になった。

結局ジョンは一言も話さなかったし、
俺のネイティブな発音にも微笑んでいるだけだった。

ジョン、なかなかのやり手だと感じた。
さすがマイケルの1個うえだけはある。

マイケルとジョンで油断させておいて、
次回ボスキャラあたりが来るのだろうか?

ちょっと怖い。

次は日本人で美人な人がきてほしい。

前、来たんだよな~。
なのに、その時、二日酔いで冷たくあしらってしまった...

今日はちょっと楽しい冒険だった。

当分、ブログの更新がなかったら拉致されたと思って、誰か助けにきてくれ。

| 雑記 | 21:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

2012年11月 | ARCHIVE-SELECT | 2013年01月

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。