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ブログDE読書日記

ブログで自己啓発・ビジネス・資産運用・IT関連本のレビュー(感想)を紹介します。と、最初は思っていたのですがビジネス書以外についても書きます。っていうか、いわゆる日記ですね。

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不機嫌な果実(林真理子)


不機嫌な果実 (文春文庫)不機嫌な果実 (文春文庫)
(2001/01)
林 真理子

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単行本の方は1996年10月に出版されたようです。(画像は小説です。)
かれこれ15年も前の本ですが、内容の本質的な部分は何ら変わっていないと思います。

男と女の事は一生の問題だとカウンセラーが以前言っていました。

何歳になっても男女問題で悩むのだろうと言っていました。

結婚というものは、もっと神聖なものだと思っていました。神聖なものとするのかどうかは全くもって自分次第だと思うのですが、実は結婚したからといって、結婚前と何か変わるかと言ったら、特に何も変わらないと思います。

変わろうとしなければ何も変わらないような気がします。

結婚生活を継続していくには、男女ともに努力が必要だと思います。私は結婚生活って修行のように感じます。
ビジネス書で学んだことなど、妻に対しては全く役に立たないばかりか、逆に反感すら買ってしまう場合があるような気がします。

外ではやはり「大人」ですから、多少なりとも気を使って、社会生活をしています。しかし、家の中ではいつの間にか全く気を使わなかったりします。いや、気を使う時もあるのですが、そんなレベルでは全然納得しないのです。

結婚生活を上手く継続していくには、やはりお互いが継続していく意識を持って、努力していかなければならないと思うのです。

主人公の麻也子と私は似ているところがあると思いました。
どんな生活でも日常になってしまうと、つまらなく思ってしまい、いつも隣の芝生が青く見えてしまうのです。

いつのまにか思考が180度変わっていたことに気付きました。
10年前くらいは自分って何て面白いのだろう、私と私の周りにいる人はその他にいる人たちよりもずっと楽しい一時を過ごしている、過ごさせていると思っていました。大げさに言えば、いつも自分が中心にいると思っていました。そんな雰囲気も持っていたような気がします。

でも、ここ5年くらいでしょうか。私は誰よりもツマラナイ男になってしまいました。私と私の周りにいる人はその他の人よりもずっと楽しくないと思います。

なぜ、こうなってしまったのか...


麻也子が不倫に走ってしまった一因として、夫のテイタラクがあったと思いました。夫は妻をもっと「積極的」に愛さなければならないと思うのです。(思うだけであって、自分はまったくもってできていません…)

麻也子が不倫してしまうのは当然の出来事だと考えたのですが、物語の後半を読んで実は麻也子の性格?に問題があったことがわかりました。

要は秘密の恋だからこそ面白かったり、恋愛初期は誰だって相手の魅力的な部分しか見えないからこの人が運命の人だと思ってしまいがちなのかもしれません。

麻也子は10年後、20年後どうなっているのだろうか?
その気持ちはきっと穏やかでは無いような気がします。

幸せって人それぞれだと思うのですが、麻也子にとっての幸せは夫婦二人で末永く暮らすことではないようです。
これは矯正することってできるのでしょうか?

そういう人は次々と相手を変えていかなければ幸せを感じることはできないのでしょうか?
次々と相手を変えることができないときも来ると思いますが、その時麻也子はどう思うのだろうか…

【印象に残った一節】
「自分だけが損をしている」
「わがままで嫉妬深い恋人は、そのままわがままで嫉妬深い夫となった」
「私、二回結婚してやっとわかった。男の人ってそんなに違わないもんだって」
「最初楽しくてもいつだってすぐにつまらなくなってしまう。いつもこんな繰り返しなの」

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