ブログDE読書日記

ブログで自己啓発・ビジネス・資産運用・IT関連本のレビュー(感想)を紹介します。と、最初は思っていたのですがビジネス書以外についても書きます。っていうか、いわゆる日記ですね。

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ガラパゴス(相場英雄)



どうしたもんじゃろのぉ~。
というのは、とと姉ちゃんの困ったときの口癖なわけですが、
私も「どうしたもんじゃろのぉ~。」と言いたい気分です。

どの部分がフィクションでどの部分が現実にもあるのかわかりませんが、
本作品には労働者がおかれた過酷な状況が描かれています。

アパートの一室に何人もの派遣労働者が住まわせれている話は
まるで不法入国者のような状況を連想させます。

国は様々な改革を推進し、日本はきっとよりよい社会へと進んでいるものだと思っていました。

ですが、現実は...

母は軽自動車に乗っているのですが、
自動車税が7,200円から12,900円に上がったと嘆いていました。

なんで上がったのかは知りませんが、
これは家計に対して大ダメージです。

時給数百円で働く母はいつだったか時給が10円上がったと
喜んで私に話をしてきた時がありました。

それが自動車税が5,700円上がったせいで、
10円上がった時給はまずその税金で消えてしまいます。

そして、先日、約15年乗った軽自動車の車検を受けたら
下廻りが錆過ぎて車検が通らず廃車にしたという話をされました。

私が住んでいる地方は公共交通機関が全然使い物にならないので
大人はほぼ自家用車を一人一台持っています。

それなのに車検が通らず自家用車を廃車にするしかなく
いろいろ考えましたが、母は自家用車はもう持たないことに決めました。

また、母が住んでいる家は築何年になるか公的な書類でも確認できないくらい古い家に住んでいます。

間違いなく築70年以上は経っている建物です。

夜に「ミシッ」と家が鳴くそうです。確かに縁側が傾いてきているような気がします。

隙間風もすごいです。24時間換気です。

水道の配管も台所にむき出しになっています。

こんな家、見たことないような気がします。

一億人が「活躍」までしなくてもいいから、普通に暮らせるようにならないかなと思った次第です。

まぁ、私が何とかしなくてはいけないのだろうとは思っています。
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| 小説 | 22:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「虚ろな十字架」東野圭吾


虚ろな十字架虚ろな十字架
(2014/05/23)
東野 圭吾

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虚ろな十字架を読んで、贖罪、刑罰、少子化、性教育について思った事があったので、これらの件について書いてみたいと思います。

【贖罪について】
自分の「してしまった」ことに対して、一生背負って生きて行く。

こんな言葉をいつだったか聞いたことがあります。

「十字架」という言葉の意味には自分の犯してしまった罪という意味もあったような気がします。

ここで言う「罪」とは、刑法に触れることだけでなく、
道徳的にやってはならないことも含まれると思います。

十字架を背負って生きるということは、
どういうことなのでしょうか。

贖罪でしょうか。

笑ってもいけない、喜んでもいけない、
ましてや幸せになどなってはいけない。

贖罪をテーマにした物語にはそんなイメージがあります。

自分も贖罪とはそういうものかもしれないと思う一方で、
だから何?という気持ちになったりします。

一歩間違うと自己憐憫。
私もそんな感じになってしまう時があります。

少なからずの人がやってしまったなと思う事があるのではないかと思います。

それに対してどういう気持ちで、行動で生きて行くことが
ベターなのかまだ自分なりの答えが見つかりません。

【刑罰について】
虚ろな十字架のなかで、死刑に対する話がでてきます。

死刑容認論、死刑反対論。

世の中では死刑のある国、無い国があると聞きます。
二分しているかわかりませんが、ある国と無い国があるということは、
難しい問題なんだと思います。

正直、刑罰についてはあまり考えたことはありません。
よく知らないので。

でも日本に死刑があるということと、
外国には死刑が無い国があるということは知っています。

それで、日本は死刑がある国だから、
それを反対する人や団体がいるということも知っています。

私は人を殺した人は死刑になってしかるべきと思っていました。
でも、実際の判決を見るとそういう結果にならない場合もあります。

計画性、残虐性、1人なのか複数人なのか、初犯なのか再犯なのか、
そんな事情を考慮し、刑を決めていたような気がします。

人を殺しても場合によっては、死刑にならない場合がある。
むしろ死刑にならない方が多いのかもしれません。

そうなのかもしれません。
長い時間をかけて、頭の良い人たちが考えてきた制度ですから、
もっとも合理的なのかもしれません。

でも、自分の身内にそういう厄災が振りかかったら、
計画性が無くても、残虐性が無くても、1人だったとしても、初犯であっても
絶対に死刑という判決を望むのだと思います。

虚ろな十字架でもそのような場面が出てきます。

しかし、死刑という判決が出ても被害者の身内に区切りがつくことは無いということも知りました。

面倒くさくなったから、死刑でいいや。

そんな気持ちで死刑となっても、ちょっと違うのかもしれません。

反省し、死をもってしか、その罪を償うことができないという気持ちを望むのかはわかりませんが、
死刑という判決の一言で片付くことではない事がわかりました。

死刑になろうがならまいが、遺族の気持ちに収まりがつかないのは想像できますが、
かといって税金で運営されている施設で生活することもどうかなと思います。

一定の数の悪人はこの世に存在していると思いますので、
そういう人を収監する、できれば更生する施設というのは必要だと思います。
(自分もいつそうなるのかわかりませんし...収監されている人の中には、
まさか自分が入るとは思わなかったという人も少なからずいるでしょうから...)

そういう施設に税金を投入するのはやむをえないとも思います。
(民間で刑務所?を運営している国もあったような。)

死刑容認論の中に、再犯率の高さというのがあるらしいです。

一度法を犯した者は、また犯す確率が高いということで、
死刑にしておけば、その者に殺される人はいなくなるという理屈でしょうか。

なんとなくわかるような気もします。

厳罰化が進んでいるとも思います。

危険運転致死罪?だったでしょうか。
最近できた罪状だったような気がします。

厳罰化が進んで、犯罪を少なくできるのか?

どうでしょうか?

一定の歯止めにはなっているような気がしますが、
やる人はやるという感じもします。

ストーカー対策は年々厳しくなっているような気がしますが、
その手の犯罪のニュースは年々多くなっているような気もします。

黒子のバスケ脅迫事件でもあったように、
「どんな判決でも控訴しない。服役を終えたら自殺する」という人に対して
刑罰は無力という気もします。

極端でしょうか。

いつの時代にもどの国にも犯罪者というのは存在すると思います。

ゼロにするのは不可能だと思いますが、
少なくする努力が不要ということにはならない訳で
だからといって何をどうすればよいのかはわかりません。

だから死刑がある国と無い国があるのだと思います。


【少子化について】
正確には少子化対策でしょうか。
学生時代は性欲旺盛です。

いや、人によっては30代、40代の方が旺盛という方もいるかもしれません。

イメージとして10代は性欲に目覚める時期であり、
特に男はそうだと思います。

虚ろな十字架もそんな性欲旺盛で性に対して無知であるがため
十字架を背負って生きて行くことになった人間が出てきます。

今、日本の人口が減っていて、様々な少子化対策が行われています。

大人に対しては婚活支援、子供に対しては医療費の無料化など
様々な対策が取られていると思います。

どこかの本で見た話によれば、
いわゆる発展途上国は出生率が高いのだそうです。

それはやることがあまりないからだそうです。

やることがあまりないため、子作りをするのだそうです。

だったら、学生時代に子供を作るというのもありかなと思いました。

学生時代はけっこう暇な人が多いと思います。特に田舎は。
田舎でも大人になるいろいろなことに手を出して、
忙しそうになる人もいるので、
比較的時間を持て余す学生が子供を作ることを奨励すれば
少子化対策になるのではと思いました。

やりたい盛りですし、行き当たりばったりという人だって多いから
けっこう少子化対策になるような気もします。

でも、それは問題が出てきます。

その子を誰が育てるのかということです。

学生は学校に行っているため、生活の全てを賄うお金を稼ぐのは多くの場合困難だと思います。

じゃぁ、その親かというと、まぁそれもありかもしれません。

高齢者はお金を持っている人が多いそうなので、
金銭的にはそれで良いかもしれません。

ですが、皆が皆そうではないので、
それでは産まれてきた子供がかわいそうなので、
何のための少子化対策かわかりません。

だったら、いっそのこと、全ての教育は15歳くらいで終わるようにしたらいいと思います。

15歳で勉強は終わり。
今も義務教育は16歳まででしょうか。

でも、高校に行かなければ就職先は限られるし、
ましてや今はほとんどの人が大学に行く時代です。

だから、高校や大学で勉強することを15歳まで終わらせる。
今の世の中、いろんなことがすさまじいスピードで進んでいるので
そういうことができる仕組みを作る人がいてもおかしくないと思います。

そして、16歳からはほとんどの人が働くことにすると。

盛りの時期に子作りができるので、
少子化に歯止めをかけられるのではないでしょうか...

やはり無理がありますね。

だったらと思ったのが次の性教育についてです。

【性教育について】
私には性に対して教育を受けた記憶がありません。
内容が記憶に無いだけで、あったことはあったと思います。

どんな内容が良いのか私にはわかりませんが、
毎年のように産まれてすぐの子を置き去りにしています報道を聞きます。

そのような事ができることに驚きます。

気持ち的なこともそうですが、
物理的というのでしょうか、
環境が相当整った産婦人科で産むのが当たり前の今の時代に
どっかで一人で産むなんてことができるということに驚きます。

そういう事をしてしまいその後何も感じないで生きていける人は
ものすごく少数だと思います。

ほとんどの人はその後苦しい思いをして生きて行くような気がします。

だから、虚ろな十字架のようなエピソードを題材にして
性教育することも一理あるかなと思いました。

若気の至りがその後の人生を苦しいものにしてしまうということを
知ってもらうのもいいのかもしれません。

自分が学生時代にこのような内容を聞いても
「ケッ」と思ったと思います。

でも、心の片隅には引っかかったような気もします。
そんな引っかかり程度がものすごく重要だとも思います。

| 小説 | 19:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「空中ブランコ」奥田 英朗


空中ブランコ (文春文庫)空中ブランコ (文春文庫)
(2008/01/10)
奥田 英朗

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最近、精神的に落ちていて、バカな私はgoogleで「最悪」を検索してみました。

で、出てきたのが奥田英朗の「最悪 (講談社文庫)」でした。

で、最悪も面白そうだったのですが、同じ著者のこの本を読んでみました。

結果、伊良部先生サイコー!でした。


誰に何と思われたっていいじゃない、と思えました。

自分の興味のあること、とことんやればいいじゃねー、と思えました。


と、読後思いました。


で、次の日気分爽快になりました。


というのが、2日前でしょうか。


そしてまた今日気分は落ち込んでいます。



で、思ったのが、本ってそんなもんじゃね、ということです。


自己啓発本を読んでいると、やる気を持続させる方法とか掲載されています。

自己啓発本を読んでやる気になっても、長続きしない理由とか書いていたりします。

潜在意識がどうとか、長続きさせるコツとか書いてあったような気がします。


でも、私は長続きしません。

でも、それでいいんでない。

人間だもの...と思えます。


本もそれでいいと思います。

一時的だってやる気がでればいいと思います。

本なんて無限にあるから、やる気がでない度に読めばいいと思うのです。

本に過剰な期待をする気持ちこそ、良くないような気がします。

と、最近思っています。

| 小説 | 21:02 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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「悪の教典」貴志 祐介

悪の教典 上 (文春文庫)悪の教典 上 (文春文庫)
(2012/08/03)
貴志 祐介

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悪の教典 下 (文春文庫)悪の教典 下 (文春文庫)
(2012/08/03)
貴志 祐介

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教師(蓮実)が次々と殺人を犯していく話。

蓮実は共感することができない人種らしい。それをサイコパスと言うのだそうだ。

自分の思い通りの世界を築くために、邪魔になった人間を殺す蓮実。

一つの殺人でほころびが出てしまい、遂にはクラス全員を殺すことになった。

この本を読んでいると、ぐいぐいとその世界に引き込まれていった。

怖いなんていう感情ではなく、気持ち良さを感じた。

自分も少なからず、蓮実と似た感情を持っていると思った。

邪魔者は消し去りたいという感情。

目の上のたんこぶ的な存在はいつの時代もいた。

いなくなればいいのにと思うことはしばしばあった。

だからといって、何か行動した訳でも無いが。


気持ちいい物語だった。


しかし、いつまでも小説の中の世界に浸っている訳にはいかない。

現実世界に戻らなければならない。


最近読み返している「道は開ける」の一章で
仕返しは高くつくという話がある。

仕返ししようと思って負のオーラをまとってしまうことは
自分自身を苦しめることになるのだろう。

仕返しというか、その思いをバネにプラスのパワーに昇華することができれば
違った結果がでるかもしれない。

やはり前向きに生きて行く事が普通の人にとって最善の道なんだろうと思う。

しかし、この本は面白かった。
人間の心に抱える闇を表現している作品だと思う。

ただし、結末がもうちょっと「悪」っぽくても良かったのかななんて思った。

| 小説 | 13:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「きらきらひかる」江國 香織

きらきらひかる (新潮文庫)きらきらひかる (新潮文庫)
(1994/05)
江國 香織

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江國氏の「きらきらひかる」は深津絵里さんが主演しているテレビドラマとは全くの別物だ。

アル中で情緒不安定な女(笑子)とゲイの男(睦月)との結婚生活プラス睦月の恋人(紺くん)が舞台となっている。


笑子は本当に面倒くさい。

自分を見ているようだった。

勝手に傷ついて、勝手に落ち込んで、収拾つかない状況にすぐ陥ってしまう。

そんな笑子に睦月はすごく優しいのだけれど、そんな優しさにも傷ついてしまう笑子。

そんなどうしようもない笑子だけど、睦月がゲイであることを受け入れようと、睦月の恋人である紺くんとも仲良くなろうという気持ちがわかる。

この3人の繋がりがかぎりなく細く頼りない感じがする。

でも血縁でない人が繋がるって、細く頼りないのがあたりまえなのかもしれない。

確かに結婚50年なんていうベテラン夫婦は、違うかもしれない。

しかし、熟年離婚という言葉が数年前に流行ったことから、結婚年数=絆の太さではないのかもしれない。

あとがきで江國氏は人を好きになるなんてことは無謀なことだという趣旨の文章を書いている。

本当に私もそう思う。

人を好きになって結婚するなんていうことは無謀だと思うことばかりだ。

それでも多くの人は結婚という道を選択する。

そんな気持ちわからないでもない。

むしろ自分もその道を選択している。


優しさが時には人を傷つけることもあるのだろう。

良かれと思ってやったことが、相手を傷つけることもあるのだろう。

後で気づく優しもいっぱいあるのだろう。


笑子も睦月も紺くんも傷つきながらも、現状を維持していこうといている。

そんな生活の中にも幸せだと思える時間があるからなのだろう。

時間的には苦しむ時間の方が多いような気がする。でも、時間じゃないのだと思う。

どんなに苦しくても、ちょっとした幸せを感じることができることによって、苦しさは帳消しになるのかな。

どうしようも無いことはあると思う。

頑張ってもどうしようもないことってあると思う。

以前までは、うまくいかないのは努力不足だと思っていた。

でも今はそう思わない。

努力してもうまくいかないものはうまくいかない。

考え方を変えるしかない。

自分を変えるしかない。


それでも、ダメなときがあるんだと思う。

それが普通なんだろうと思う。

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「ロスジェネの逆襲」池井戸 潤


ロスジェネの逆襲ロスジェネの逆襲
(2012/06/29)
池井戸 潤

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ロスジェネとは?
バブル崩壊後の失われた10年間に就職1994年から2005年の超・就職氷河期に就職活動を行った、現在、主に29~39歳(2012年現在)になる世代のことを言うそうです。

私もその中の一人です。

景気が良いという感覚がわからない世代です。

正直景気が悪いというのもピンと来ません。なぜなら、リストラや倒産という事は、就職してから、いやもっと前から聞きなれていたから、それが普通という感覚なのかもしれません。

で、この「ロスジェネの逆襲」はそんなロスジェネ世代とバブル世代の戦いという構図のようです。

正直、私も就職したての頃、この会社はなんでこんなに腐っているのだろうと思っていました。自分だけは前向きに頑張ろうと思っていました。

それが今は何のために仕事をしているのかわからなくなっていました。

内へ内へと目が向いて行ったような気がします。

事無かれ主義で縦割り、そして上司に怒られないようにしようとだけ気を使うなんてことだけを気にして仕事をしていたような気がします。

だから仕事も面白くなくなってきました。考え方がいつも後ろ向きなんですね。

でも、仕事って、やっぱり内で無くて外を見ないとダメなんだと思います。

我々の世代がおかしいと思って来た事。同世代の人たちと話すと共通認識のような気がします。

世の中を変えてみせる。それくらいの気概を持って仕事に取り組んでいかないと、仕事って面白くならないような気がします。

自分ができる範囲のところから、自分の感覚で、前向きに仕事に取り組みたくなる一冊でした。

もちろん、いくら気概を持って取り組んだところで、空回り、失敗する時もあると思います。それでも、もがいて、もがいて、悩んで、苦しみぬいてでしか、得られないものもあるような気がするのです。

ここ数年ずっと逃げていました。もうちょっと逃げずに現実と向き合いたいと思います。

| 小説 | 18:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「ベター・ハーフ」唯川 恵


ベター・ハーフ (集英社文庫)ベター・ハーフ (集英社文庫)
(2005/09/16)
唯川 恵

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結婚とは、夫婦とは何かを考えさせられる一冊。

私が思うに夫婦とは、日常生活だと思う。

私は結婚という言葉に、何か非日常的なものを感じていた。
現実味の無い言葉だった。

それがいつしか結婚していた。

そしていつのまにか月日が流れた。

そして、歳をとった。

何も変わっていないようで、何か変わっているような。

たぶん結婚生活を継続していくことは、すごく大変なんだと思う。

この物語にあるような話は、多くの家庭で繰り広げられているのだと思う。

必死にもがきながら、結婚生活という海を泳いでいく。

その過程でたまに浮き輪が浮いていたりする。
それにつかまった時にホッとする気持ちが幸せなのだろうか。

もしかしたら結婚にも才能があるのかもしれない。
才能が無い場合は、努力するしかない。

今はもう滅多に読まないけど、以前、ビジネス書を読んでいた。
それはそれでタメになることも書いてあったような気がするけど、現実って、というか、結婚生活にはそんなもの全然通用しないと思う。

でも、だから面白いのかもしれない。と、思えるよう気持ちにゆとりを持とうと思う今日この頃。

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「新ブラックジャックによろしく」佐藤 秀峰


新ブラックジャックによろしく 1(移植編) (ビッグコミックススペシャル)新ブラックジャックによろしく 1(移植編) (ビッグコミックススペシャル)
(2007/02/28)
佐藤 秀峰

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腎臓移植の話。「新」でない方のブラックジャックはその時、その時の患者の話が色濃く出ていたような気がしますが、「新」ブラックジャックでは病気よりも斉藤 英二郎、皆川 由紀子、赤城 カオリという人そのものが話題の中心だったように思います。

斉藤 英二郎は何も決められない男です。それはわからないから。わからない事は決断できない。
一方で感情がそうしたいと思った瞬間、絶対にそれを押し通す。

その事を押し通すためなら、すさまじい行動力を発揮する。

誰かに似ているような気がします。

皆川 由紀子の気持ちもわかる。斉藤 英二郎を好きで好きで仕方無いのに、そして斉藤 英二郎も好きと行ってくれるのに、埋まらない距離感。最後までその距離が埋まることは無かった。

赤城 カオリはストーリー上、設定された人物に過ぎないかもしれないが、赤城 カオリの人物像は良かったのではないかと思う。移植から5年後の姿も良かったと思う。

やはりamazonの評価はイマイチ。私が良かったなぁと思う作品はいつも評価が低い。

何も決められない男の落とし所は...やはり医者として生きて行くことしか無かったようだ。そういう生き方は最初からわかっていたような気がする。最後を見てから言うのは反則かもしれないが。

人間は変わらない、と私は思う。彼は一般的な幸せを掴むことは難しいのだろう。そもそも一般的な幸せなんて何なのかわからないが。

斉藤 英二郎の性格が自分に似ているような気がする。全部ではないけど、決められないところとか。

決めないけど、時間は過ぎて行くから、後からその時を振り返ってみると、いろんな選択肢の中から、一つを選んでいることになるような気がします。

決めないけど、行動せざる得ない。きっとその行動に至るには、ほんの少しだけだけど、その方向に心が傾いているのだと思う。

一方で他人の事は簡単に判断できる。こうしたらいいとか。でもそれは想像力が欠如しているか。表面的な部分しか見ていないから。

でも、一番大きいのは表面的な部分だと私は思う。深層心理でどうなっているか、頭でわかっていても感情がとかそういう部分って、表面的な部分と異なる場合があるかもしれませんが、やはり表面的な部分で決断すべきなんだと思う。

医者とは何か?というのが、新ブラックジャックによろしくのテーマの一つだったような気がするけど、最後まで結論が出ていなかった。

私が考えるに医者は医者だと思いますけど。病気を治療する人かなと。

治せる病気と治せない病気があると思いますが、それはどの世界にもあること。できることとできないことがある、今は。

患者側から見れば、単なる風邪でもけっこう辛くて、その症状を緩和してもらえるだけでもありがたいです。もっとも風邪は自己の免疫力で治るものかもしれませんが。

不安、辛い状況を緩和してもらえるから、医者にはいてほしいです。

病気になったら治してほしいという需要は多いんでないでしょうかね。多くの仕事は需要があるから成り立つ訳で、医者も同じのような気がしますけどね。

う~ん、浅い考えですかね・・・

| | 08:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「県庁おもてなし課」有川 浩


県庁おもてなし課県庁おもてなし課
(2011/03/29)
有川 浩

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何だっけ?何かのランキングで面白いということで思わず図書館に予約をしてみたものの、いざ貸出OKですのメールが来たものの、何だかほのぼのしてそうで読む気が無かったのですが、せっかくだから読んでみました。

3分の1くらい読んでの感想はベタだなと思いました。

でも、次の日の仕事で何だかヤル気がでている自分がいました。

ベタな内容・・・というのは簡単です。

自分はそんなベタな事さえできずにくすぶっているのです。

ベタだと思える内容が実は自分にとってカンフル剤になったりしています。

裏の裏は表だったりして、という歌詞があったような気がしますが、裏ばかり読み過ぎて何も行動できない自分がいます。

やっぱり行動のような気がします。行動してこそナンボ。

また、著者の名前からして男だと思っていたのですが、女性の方だったんですね。

読んだ後に気付いたのですが、内容的にも男性の方が書いているのだと思っていました。

でも、女性の視点がふんだんに描かれていたので、女性が書かれた本だと言うのも納得です。

商売する上で女性の視点って大事だよなって思ったことがあったような気がしますが、そんなことすっかり忘れていました。

さわやかな読後感を味わえる一冊だと思います。

ただ、私のヤル気も一日で終了したような気がします(笑)

| 小説 | 21:54 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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「人間失格」太宰治


人間失格 (集英社文庫)人間失格 (集英社文庫)
(1990/11/20)
太宰 治

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日本文学といえば太宰治。太宰治といえば人間失格でしょ!と考えるくらい日本文学を何も知らない人間が「人間失格」を読んでみました。

私がイメージする転落人生そのものでした。

女、酒、薬そして人間崩壊...

ただ人間失格に至る原因が繊細なものだと感じました。

確かに転落人生なのですが、人間不信のあまりに自分をダメにしてしまった人生だったような気がします。

欲望に溺れた訳でもなく、ただただ人間を信じることができなかった。自分自身も...

私は度胸が無いから、転落することすらできません。ただただ、そこにとどまっているだけ。

転落するにも勇気がいるのかなと思います。

転落するのも怖い、前向きに頑張るのも頑張り続ける自信が無いから怖い、だから何もできません。

どんな本を読んでも、ベクトルはいつも自分を指しています。自分、自分、自分。

いつも自分のことばかり。

だからにっちもさっちもいかないのでしょうか?

今年の目標は頑張らない事です。
で、今年はすでに半分まで来そうな勢いです。

で、どうだっただろうか...?

やっぱり変わらないんですね。何もできないでいる自分がいます。

欲望のままに生きてみたいと思ったりもするけど、後先を考えると、踏みとどまってしまいます。

自分の人生なのだから、自分で責任を取らなければならないと思ってはいるのですが、自分ことばかり考えている割には、何だかな~です。

要はあまのじゃくなんだと思います。

不自由だと自由になりたくなるし、自由だと不自由が恋しくなる。バカな人間なんです。

その時、その時を生きて行くしかないのかもしれません。

そういえば「ブッタとシッタカブッタ3 なぁんでもないよ(小泉吉宏)」の言葉が最近身にしみます。

自分を笑いなさいな
深刻になると
人生を見誤るよ



| 小説 | 21:13 | comments:0 | trackbacks:1 | TOP↑

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